宇佐海軍航空隊は昭和14(1939)年10月1日に、実戦訓練を行う航空隊として開隊しました。
しかし、米軍の空襲を受けるようになった太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となり、多くの若者が南の空に飛び立っていきました。
市内には、城井1号掩体壕をはじめ、空襲の痕が残る落下傘整備所や爆弾池など、多数の戦争遺跡が現在も残っており、戦争の悲惨さを伝えています。 宇佐海軍航空隊の歴史や、宇佐への空襲について展示する宇佐市平和資料館が平成25年6月29日に開館しました。 宇佐市平和資料館では、宇佐海軍航空隊の歴史や宇佐への空襲、宇佐から出撃した特別攻撃隊、市内の戦争遺跡について解説します。加えて、実物大の零戦21型模型を使って、当時の戦闘機の大きさなどを肌で感じられる展示を行います。 命の尊さや平和の大切さを学ぶ場として、当館をご利用いただければ幸いです。
【営業時間】9時00分-17時00分
【定休日 】火曜日
【料金 】無料
「まち」「ひと」「自然」 受け継がれてきた技が醸し出す逸品
豆田の町並みとともに、昔ながらの手作り製法を守りつつ前進しつづける酒蔵所。300年前から現存する酒蔵を大事に活用し、歴史を紬ぐために職人の技を受け継ぎながら新しきを切り拓くことを大切にしています。手間暇を惜しまず丁寧に作り上げた一杯をぜひご賞味ください。
営業時間:9時00分~16時30分
定 休 日:1月1日~1月3日
料 金:入館無料
※2023年6月現在の情報です。
大分県立歴史博物館は、史跡公園「宇佐風土記の丘」に昭和56年に開設された県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館を前身としています。平成10年度には、よりよい文化財の保存・活用と展示内容の刷新、文化財の収蔵・保存スペースの拡充などをはかり、館名を改め、再スタートしました。
敷地内にある大分県立博物館では、宇佐神宮・国東半島の六郷満山文化を中心に大分県の歴史・文化が学べる常設展をはじめ特別展・企画展等を行っています。館内には九州最古の木造建築・富貴寺大堂の創建当時を復元した実物大模型が展示されています。また、大分県の文化財保護研究センターとして活動し、学校向けのプログラムがあるなど、県民のみならず大分県を訪れる方々に歴史や文化を学習していただく場を提供しています。
【営業時間】9時00分-17時00分
【定休日 】月曜日
【料金 】一般310円 高校・大学160円/中学生以下無料/障害者手帳+付き添いの方1名無料
宇佐海軍航空隊は昭和14年(1939)10月1日、練習航空隊として開隊しました。しかし、米軍の空襲をうけるようになった昭和20(1945)年の太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となり、多くの若者が南の空に飛び立っていきました。
掩体壕とは軍用機を敵の空襲から守るための施設です。柳ヶ浦地区を中心とした基地の規模は東西1.2km、南北1.3kmで、184haありました。戦後、飛行場などのあとは、水田や道路にかえされており、その面影を残すのは11基のコンクリート製掩体壕などわずかな遺構だけです。
宇佐市では戦後50年の節目を「平和元年」とし、この負の遺産を平和のシンボルとして21世紀に伝えることにしました。その第一歩として、平成7年3月28日に城井地区にある掩体壕1基を史跡に指定し、平成9年度に周辺用地を含め史跡公園として整備しました。説明版のほか、特攻隊の戦死者名や俳句・短歌を刻んだ平和記念碑なども設置しています。
【営業時間】自由に出入りできます
【定休日 】無し
【料金 】無料
大権現様の出現される霊地 祈願成就の参詣はぜひこちらへ
開基以来1050年、神仏混淆の形式をそのまま残している珍しい地蔵尊として知られる「高塚愛宕地蔵尊」は諸事祈願成就に大変ご利益があるとして、喜びにつけ、悲しみにつけ、数知れない人々が足をはこび、お参りしています。参拝の人々は年ごとに増え、ひとしく地蔵尊の大きな恵に浴しているのです。
営業時間:24時間参詣可
定 休 日:なし
料 金:なし
※2023年6月現在の情報です。
宇佐市内に残る戦争遺構めぐりの拠点施設として平成29年4月21日に開館しました。施設名称は「うさくうのさと」、昭和14年10月1日から昭和20年までこの地に存在した宇佐海軍航空隊の略称として使われていた「うさくう」が由来となっています。建物は宇佐海軍航空隊の司令部庁舎をモチーフに建設されており、敷地内には、正門門柱の復元モニュメントが設置されています。また、施設内には、この場所にあった宇佐海軍航空隊正門門柱の1基が実物展示されています。門柱は戦後引き倒されて埋められていましたが、平成4年に行われた工事の際に発見されました。
(営業時間)9時00分~17時00分
(定休日 )12月31日/※臨時休館の場合あり
(料金 )無料
城と城下町のフィールドミュージアム。佐伯市の歴史がここに!
平成27年5月、城山のふもと、近世城下町の景観を残す「歴史と文学のみち」の起点に開館しました。この場所は、江戸時代には佐伯藩の役所として、明治時代には旧藩主毛利家の屋敷として利用された場所です。江戸時代を中心に、中世(平安時代末期~戦国時代)から西南戦争までの佐伯の歴史を主要なテーマとし、常設展示を通してわかりやすく紹介しています。
[営業時間]9:00-17:00(入館は16:30まで)
[定休日 ]①月曜日(月曜が国民の休日の場合は翌日)
②年末年始(12月29日~1月3日)
[料金 ]①個人 一般300円 小・中・高校生100円
②団体 一般200円 小・中・高校生50円
※佐伯市内に在住または通学する小・中・高校生は無料
※団体は15人以上
※障害者割引あり
※2023年10月現在の情報です。
近代日本画の希少な作品の数々を堪能
碩学帆足萬里を生んだ文教の地でもある旧城下町「日出」に二階堂酒造有限会社が社会に貢献できればと、代々受け継ぎ、収集してきた美術品を公開するために、平成6年10月に設立いたしました。
横山大観や竹内栖鳳、川合玉堂、上村松園など、近代から現代の日本画における代表的な作家とその作品を展観できる、全国的にも数少ない日本画専門の美術館です。
開館時間:9時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
休 館 日:月曜日(月曜が休日の場合は火曜日)
観 覧 料:一般800円(20名以上の団体・障害者手帳提示で600円)/大学生・高校生500円(20名以上の団体・障害者手帳提示で400円)/中学生・小学生300円(20名以上の団体・障害者手帳提示で200円)/※土曜日の小・中・高校生の観覧および教師引率のもと学校教育活動にもとづく観覧は無料。
※2024年1月現在の情報です。
幾度の洪水にも耐え抜いた郷土の宝
明治30年9月に完成した日出町で唯一の石拱橋。通称『赤松のめがね橋』と呼び親しまれている。橋長47m、幅員5.9m、高さ3.7m、二つのアーチは各々18.5m、高欄を付けている。幾度かの洪水にも損傷することなく、特に明治40年の未曾有の大洪水にも壊れず、県の表彰録にも載せられた。国道10号線に新しく鉄橋が架けられたのを機にその役目を終え、静かな山々の景色を背景に美しい姿を川面に映し出す光景は、今はただ往来する人々の目を和せているのみであるが、どこか懐かしさを感じさせられる橋である。
営業時間:24時間開放
定 休 日:なし
料 金:なし
※2023年6月現在の情報です。
雪舟も描いた名瀑 雄大な情景と歴史的遺産に触れる
沈堕の滝はおおいた豊後大野ジオパークのジオサイトの一つで、国登録記念物でもあります。
大野川の本流にかかる雄滝と、支流の平井川にかかる雌滝からなり、雄滝は幅約100m、高さは約20mあります。その姿はまるで滝が2段重ねになっているような、とても不思議な情景を表出し、撮影スポットとしても大人気です。
車いすで行くのは厳しいですが、明治時代に建てられ、近代文化遺産に認定されている石造の沈堕発電所も、沈堕の滝に隣接しています。
※2023年5月現在の情報です。
バリアフリー対応の大分県の観光スポットをご紹介します。