障害者・高齢者接遇研修開催
大分県では令和6年度、「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」が開催されます。県外からも多くの観光客がここ大分に来られることが想定される中、いろいろな意味での「おもてなし」がキーワードとなることでしょう。
その中で、今後確実に迫る超高齢化社会において、障害者を含めた要配慮者を観光の分野でおもてなしをするために「障害者・高齢者接遇研修」が行われました。
今回はその第3回目として、大分・別府で主に観光施設に従事される方にご参加いただきました。研修では、障害に関する座学に加え車いす・視覚障害の体験を行い、
・歩道に上がる際のわずかな段差のバリア
・点字ブロック上に障害物を置かれた際の視覚障害者の不安
・移動に時間を要するお年寄りの横断歩道での恐怖感
・歩道のない路側帯に駐車車両があった際の車いすユーザーの恐怖感
など、当事者の心情等いろいろな気付きを得ていただいたことと思います。
この経験や学びを、実務の中で障害のある方を含むよう配慮者に遭遇した際に積極的に「おもてなし」していただけることを切に願います。
スタッフの日常、活動内容についてご紹介します。