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ぶらり大分歴史探訪

みなさんこんにちは😃 今回はぶらり大分歴史探訪です^_^   西大分駅は、大分市生石(いくし)にあるJRの駅です。   現在は付近に住む学生やサラリーマンなど、通学通勤や生活に使われ、観光等で訪れることはなかなかありません。 今でこそ「かんたん地区」が古い倉庫を改装したカフェなどで人気が出てきていますが、昭和40年代にコンテナ輸送が急激に伸びた頃には輸送の拠点として活躍していた駅です。
かつては、駅の南にある富士紡績大分工場(現・フジボウテキスタイル大分工場)への専用線や、東側から分岐して大分港まで伸びる専用線(大分港臨港線)も存在していましたが、いづれも1980年代には廃止されました。 大分港臨港線は西大分駅から大分港駅まで2.0kmを結ぶ貨物専用線で、王子町駅(王子港町付近)でスイッチバックして大分港駅に向かっていました。沿線にはモービル石油、昭和石油、日本石油、日本鉱業、共同石油などの専用線があり、石油や鉱物などの貨物輸送を行っていましたが、こちらも1987年に廃止されたようです。跡地は駅付近の一部に踏切跡が残っていたり線路跡が道路や緑地(枕木の道)に整備されて面影をとどめているものの、ほとんどは区画整理されてしまい、大分港周辺には専用線があった面影や痕跡はほとんど残っていません。
 
今回は、国道10号から西大分駅側にわずかに残るその痕跡の一部を訪ねてぶらりしてきました。   周辺にある柞原八幡宮では、礼祭である「浜の市」が毎年9月14日から20日まで開催されておりたいへん賑わいます。 また、南側の旧富士紡績大分工場の庭に残るユーカリはオーストラリアの原産です。
この木は日本への輸入は昭和初期のものが多いとされていますが、ここにある木は、大分紡績株式会社がここに創設された明治末期に、よそから移し植えたものと言われており、当時樹齢80年におよぶものは県下では珍しかったそうです。これは県指定特別保護樹木でもあります。   探してみるといろんな歴史や発見があるここ西大分にも、ふらっと遊びに来てみてはいかがでしょうか♪(´ε` )