シティ情報おおいたに掲載されました。
この度、『シティおおいた11月号』に「地域課題を解決する無限の可能性」として、企業とNPOのマッチング協働事例が掲載されました。
NPO法人自立支援センターおおいたは「誰もが使いやすい乗船環境、未来型フェリーターミナル」を目指し、2021年1月から2023年1月までの間、株式会社商船三井さんふらわあと協働して「新さんふらわあターミナルの建設」に携わりました。
障害のある当事者の声を直接ヒアリングしながら、具体的な課題と改善策について協議を重ね、その結果、素晴らしい新さんふらわあターミナルが完成しました。以下のような新たなバリアフリー設備が整備されています。
・駐車場(あったかハート・車いす専用)
・トイレ(多目的・バリアフリー・ジェンダーレス・補助犬対応)
・カームダウン・クールダウン室
・医療的ケア用充電室
・エレベーター(ストレッチャー対応可)
・祈禱室
・触知案内図
・音声ガイド
・点字ブロック
・車いす対応低カウンター
合理的配慮の義務化が進む中、民間事業者もこの問題に真剣に取り組む必要があります。「これからは当事者の声を初めから反映させるバリアフリー目線がビジネスに欠かせない」との考えが強調されています。
この協働事業の取り組みは観光業界のみならず、他ビジネス分野にも新たな基準を示す重要な事例であり、同様の取り組みが全国に広がることが期待されています。
誰もが住みやすく、日本一の観光地「大分県」を目指し、今後も全力で邁進してまいります。掲載、誠にありがとうございました。
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