ネパールの「神」 垣見一雅氏講演会
この度、
(OK Baji)こと「垣見一雅氏」をお招きし、
「ネパールと共に歩み続けた32年 バジの半生に触れ 気づきを得る」講演会を開催しました。
当日は会場となった、ふれあい広場サザンクロスに約80名の方がご参加くださいました。
垣見さんの活動やプロフィールは以下の通りとなっていますが、
これまで垣見さんが行ってきた草の根の活動に、
心から敬意を表すると共に、ネパールの現状を知ることを知り、教育、医療、「水」が本当に貴重であること、そして人と人との繋がりの大切さを、改めて考えさせられました。
垣見さんは、約2ケ月間、日本に滞在の後、ネパールに戻り活動を再開されるとのことでしたが、また来年、OK Bajiの元気な姿で再会できる事を願っています。
そして、OK Bajiの活動を心から尊敬し、当団体も日々の活動を全力で頑張って参りたいと思います。
当日、ご参加くださいました皆様、ご協力くださいました皆様、
本当にありがとうございました。
(垣見一雅氏)
早稲田大学を卒業し、順心女子学園で英語教師を務めていましたが、ヒマラヤ登山中に雪崩に遭い、ご自分のポーターさんが亡くなってしまいました。彼の村を訪ねると厳しい条件の中で暮らす人々の姿が見え、1993年に退職し、パルパ郡で草の根ボランティアとして1人で活動を始めました。今でも事務所も持ちません。集めたお金を100%村々に届けたいのです。村に学校を建て、病気の人に治療費を出してあげていたのにテントに住んでいたため、村人が6畳程の家を建ててくれました。その家にも月に2日ほどしかいないのは、車の行かない村々を歩いては、村の人々が何で困っているかを聞いて回っているからです。ネパール語が話せなかった頃、村人達の窮状を聞いて「OK、何とかしてみるよ。」と英語で言っていたため、子ども達から「OKおじいさん(OK Baji)」というあだ名をもらいました。
スタッフの日常、活動内容についてご紹介します。