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ぶらり歴史探訪(玖珠町:豊後森機関庫)

みなさんこんにちは♪

 

きょうは、ぶらり歴史探訪で、玖珠町より「豊後森機関庫」をご紹介╰(*´︶`*)╯♡

 

機関庫とは、現在でいう鉄道の車両基地のようなもので、車両の整備点検を行ったり、当時であれば石炭の補充をしていたところです。ただ、この機関庫の大きな特徴は、「転車台」というものが設置されているところ。
現在みなさんが利用されている電車には前後に運転席があり、両方向に進行できます。それに対し運転台が1箇所に設けてある鉄道車両(特に蒸気機関車およびEF55形などの片運転台形機関車)の場合、一方にしか進行できないため、少ないスペースで運転台を進行方向に向ける際に必要な設備、それが転車台です。タワー式の立体駐車場をイメージしていただけるとよいと思います。

現在のJRでは、ほぼ無煙化となり、SLは観光列車等で見かけるくらいになりこのような機関庫は役目を終えました。豊後森機関庫はいわゆる「扇状型機関庫」で、この形状のものは全国に12箇所のみ現存し、九州ではここ豊後森機関庫だけなんです。
豊後森機関庫は日田市などと熱烈な誘致活動で競った結果、1935年に始動しました。当時は駅前の通りもたいそう賑わっていたそうです。また、戦時中には米軍の攻撃を受け、死者を出す被害も出ました。施設にはその際の弾痕も残っているんですよ。

時は移ろい、鉄道はディーゼルへと変わり無煙化に。転車台もその役目を終え、1971年、ついに廃止となりました。
機関庫は2001年、地元の有志によって保存委員会が結成され、登録有形文化財の登録を受けるべく活動しました。その一環として行われた「一万人の署名運動」では、玖珠町の人口を上回る22,437人分の署名が集まり、2012年、登録有形文化財に登録されました。

2006年には、玖珠町が旧機関庫と敷地をJR九州から買収。2008年には、鉄道記念公園整備計画を策定しており、「豊後森機関庫公園」として整備が進められています。
公園内には、機関庫西側にある作業員詰所を改修して「豊後森機関庫ミュージアム -BUNGOMORI ROUNDHOUSE MUSEUM-」が開設されており、車いすでも利用することができます。

 

 

 

日曜日にはミニSLの乗車もできる、お年寄りから小さなお子さんまで楽しめる公園です。

 

ぜひ行ってみてください